なぜ今、組織変革なのか?

「プロジェクトが立ち上がっても、動かない」
「理念が形骸化し、現場に届かない」
「“自分のことだけ”に精一杯で、全体が見えない」
「失敗を恐れる文化で、挑戦が生まれない」
「成功事例が共有されず、学びが組織全体に広がらない」
「どうせ変わらない」という諦めムードが蔓延している


そんな組織の声が、今、増えています。


問題は、“やる気”の不足ではありません。

「想いを共有するリーダーがいないこと」
「理念が浸透していないこと」
「信頼関係が築かれていないこと」

それが、組織を動かす力を奪っているのです。

 本プロジェクトの目指すゴール

この「組織変革プロジェクト」では、以下の3つを同時に実現します。

1 |「想いを共有できる」
リーダーの育成

想いを分かちあい周囲によき影響を与え変革をリードする「シェアリングリーダー」を育てます。スキルよりも、あり方・視座・行動力に焦点を当てた育成です。

2 |理念浸透による推進力の獲得

「なぜこの組織で働くのか?」を深く理解し、共通の価値観を持つことで、スキルよりも、目指す方向性が揃い、推進力が大幅に高まります。

3 |信頼でつながる組織風土の醸成

安心して本音を語り合える心理的安全性の高い土壌を育て挑戦と協働が自然と生まれる関係性を築きます。

一般的な研修 組織変革プロジェクト
スキル習得中心 組織文化・関係性の変革が軸
短期完結 1年を通して育成と実践
個人内完結型 組織全体へ“波及”させる設計
評価は講師主体 参加者同士で相互フィードバック

対象となる企業・組織

  • 社内に「リーダーが育たない」という悩みがある
  • 理念があるが、現場に根づいていない
  • プロジェクトや改善活動が定着しない
  • 人と人の関係性に“壁”や“温度差”を感じている
  • 優秀な人財から辞めていく

プログラムの流れ

「知って終わり」ではなく、「変わるまでやり切る」。
組織の体質そのものに変革を起こすため、約1年かけて段階的に進行します。

開始前|ヒアリング/全体設計 現状診断

貴社の現状・問題・ビジョンを丁寧にヒアリングし、御社だけの全体プログラムを設計。

1〜4ヶ月|関係構築・現状把握土台づくり

目先の技術より関係構築を徹底。自走的に風土を変えるための基礎を体験・体感。

  • 想いの共有/問題発見ワークショップ
  • 時流をつかむワーク/自社理解のワーク
  • 問題解決技法の習得/自己理解と他者理解
5〜7ヶ月|PJ組成・計画策定・中間報告設計と連携

課題別プロジェクトチームを編成し、実行計画を策定。相互フィードバックで横連携を強化。

  • 環境整備/理念浸透/CS向上/ES向上
8〜11ヶ月|課題解決・推進現場実践

現場巻き込み型で活動を推進。報告とフィードバックを重ね、真のリーダーへ成長。

12ヶ月|総括報告・浸透支援全社共有

成果を全社で共有し、自走体制を構築。継続的改善を仕組み化。

変革の第一歩は、「本当の問題」を見つけること。
問題発見ワークショップは、カードファシリテーションの技術を活用し、参加者自身による対話と可視化を通して「本当の問題」と「解決策(案)」をあぶり出すワークショップです。

問題発見ワークショップには、組織変革プロジェクトの導入検討時に無料実施させていただく「体験版」と、プロジェクト初期にプロジェクトメンバーで行うものがあります。

「体験版」は、組織変革プロジェクトで行うプログラムの一つを体験いただき、その効果を実感頂くことができるだけでなく、社内のメンバーの声を集めることが出来ます。「うちの社員がこんなに問題意識をもってくれていたなんて」、「そんな問題意識を現場がもっていたとは・・・」など従業員の問題意識に目から鱗の体験をされる経営者や幹部の方も多くおられます。

無料体験ワークショップ 受付中

  • 実際のプログラムと同様のワークを「ミニ版」でご体験いただけます
  • 講師がファシリテートし、貴社のリアルな課題も一緒に整理します

【無料相談・体験ワーク申込はこちら】

また、プロジェクト初期に行う問題発見ワークショップは、メンバー自らの言葉で問題を可視化し、取り組むべきものに共通認識をもつ効果があります。自分たちで見いだした問題だからこそ、問題解決への主体性が生まれます。組織変革プロジェクトの中で実際にその問題解決を扱いながら、シェアリングリーダーを育成し、組織風土変革を進めていくパターンも多くあります。

主な効果

  • 組織の成長を妨げる真の問題が発見できる
  • 想いの共有と現状把握・問題解決の道筋が見える
  • 参加者同士のチームビルディングができる

導入メリットまとめ

メリット 内容
組織の一体感醸成 立場を超えた対話により、部門横断のつながりが強化される
リーダーの成長 自分の言葉で語り、実行する力が身につく
現場改善の自走化 チームが主体となって動くことで、改善活動が定着する
理念の実践 理念を“掲げる”だけでなく、現場で“体現”される状態へ

導入事例

事例①|株式会社オーエムツーダイニング 様

アウトバックステーキハウスを展開する飲食企業

▶ 導入後:お客様満足度が1.7倍に向上/主体的な従業員が育成され、過去最高益を達成

「理念が現場に浸透したことで、チームに一体感が生まれました」

成果数値

  • 86.96点 ベンチマーキング評価(飲食店初の高得点)
  • 70%改善 目標設定意識(4割→7割以上)
  • ¥22,900削減 年間消耗品コスト(環境整備効果)
  • 8/9店舗 プログラム導入店舗(成果を受けて拡大)

具体的な変化の実例

環境整備の劇的改善

Before: ロッカールームは暗く、キッチンはぐちゃぐちゃ、消耗品の無駄遣い

After: 「タピオカを持って写真を撮りたくなるロッカー」に変化。作業効率向上とコスト削減を同時実現

  理念浸透の成功

Before: 理念は掲げられているだけの状態

After: 全員参加の「ハートフルな朝礼」で理念が日常行動に根づく

人材育成の成果

Before: 「作業」中心の働き方、目標意識の低さ

After: 「仕事」への意識変化、7割以上が明確な目標を持って働く

事例②|オーケーズデリカ株式会社 様

給食・食品OEM事業を行う製造企業

▶ 導入後:ビジョンボードによる可視化で理念が日常に定着/社員同士のつながりが深まり、関係性が大きく変化

「理念の再策定から関わることで、当事者意識が高まりました」

受講者の声

立場を越えて話す機会が、これほど貴重だとは思わなかった

今まで“関わりたくない”と思っていた相手と、自然に会話が増えた

理念が“言葉”から“行動”になった瞬間を感じた

マネージャー 田村 円花様


「プロジェクトに参加して今年で3年目となり、心境の変化を改めて考えると、私は、人生が大きく変わったと思います!自身の人間力が増し、考え方や見る観点が変わりました。目標や将来の夢を持つようになり、人の前に立って堂々と話すようになりました。」

店舗マネージャー様


「元々辞めようと思っていたアルバイトから社員になったのは、このプロジェクトのおかげです。『聞き上手になった!』と感じています。フィードバックの実践で『私がアドバイスをする前に内省してくれた!』『本音の話が聞けた!』と効果を実感しています。」

参加者全体のアンケート結果より


「従業員アンケートから『楽しい』だけでなく『人として成長できる場』であると実感していることが分かります。『人間力が増した!』『考え方が変わった!』『見る観点が変わった!』『目標・将来の夢を持つようになった!』といった心境の変化を経験しています。」

プラン一例

企業規模・拠点数・対象人数に応じて個別設計。以下は参考イメージです。正式費用はヒアリング後にお見積りします。

体験ワーク(90〜120分)

¥0(無料)
  • 問題発見ワークのミニ版
  • 講師ファシリテーション
  • 導入判断の材料をご提供

年間プロジェクト(標準)

個別お見積り
  • 月1回×12回+伴走支援
  • 理念浸透/関係構築/PJ推進
  • 相互FB・成果報告会込み

部門別ロールアウト

個別お見積り
  • 成果部門から他部門へ展開
  • 社内ファシリ育成パッケージ
  • 評価設計・ROI測定支援

よくあるご質問(FAQ)

これまで何度も研修をしてきましたが、効果が見えにくく不安です。

本プロジェクトは、研修の単発実施ではなく、現場での行動変容と継続的な定着までを支援します。人事部や現場責任者との連携を通じて、“やりっぱなし”にならない仕組みを構築します。

一般的な研修と何が違うのですか?

多くの研修が「知識習得」や「スキルアップ」にフォーカスしているのに対し、当プロジェクトでは「人としてのあり方」と「関係性の変革」に重きを置きます。組織風土そのものを変えるための長期的アプローチです。

東証プライム企業での導入実績はありますか?

はい、複数の東証プライム企業にて導入実績があります。業種は製造業、小売業、IT業界など多岐にわたります。特に従業員数1,000名以上の企業での部門別導入が多く、成果が出た後に他部門へ展開されるケースが一般的です。

毎月1日の時間確保が難しいのですが?

多くの企業様が同様の懸念をお持ちでしたが、月1回の集中投資により、日常業務の効率が大幅に向上し、結果的に時間創出に繋がっています。アウトバック様でも「最小限の人数と時間で営業できるようになった」との成果が出ています。

現場の抵抗感が心配です

プログラムの特徴は「押し付け」ではなく「自発的な気づき」を促すことです。参加者からは「小っ恥ずかしい」「指摘しづらい」といった初期の懸念が、「ゲーム感覚で楽しく実践」に変化したとの声をいただいています。

ROI(投資対効果)はどのように測定できますか?

定量的指標(離職率、エンゲージメントスコア、業務効率指標等)と定性的指標(従業員アンケート、360度評価等)の両面から効果測定が可能です。アウトバック様では具体的なコスト削減額も算出されています。

プログラム終了後の継続性は?

最終フェーズで「継続的改善の仕組み化」を行い、プログラム終了後も自走できる体制を構築します。参加者が社内ファシリテーターとして活動できるよう育成も行っています。

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